■開催目的
平成24年暮れの政権交代以降、新たな成長戦略の柱として農業が取り上げられ、農業法人はその実施主体として期待されています。地方部においても、少子高齢化等による衰退が進む中、農業法人にかかる地域維持の期待もますます大きくなっています。
しかし一方で、農業界は、販売や雇用の面において他業種と比べ体制的に整っていない部分が多く、経営の強化や安定化のためには組織体系の整備を含めた様々な改善を進めていかなければなりません。
そこでこの度のセミナーでは、長野県の農業生産法人トップリバーの嶋崎社長をお招きし、2012年発行の著書「儲かる農業」についてご紹介いただき、儲かる農業に必要な会社組織の形成、運用の仕方など、これまで法人運営の中で経験、実践されてきたことについてお話をいただきます。また、基調講演終了後には講師に加え、北海道農業法人協会の会員ならびに行政などからもご参加いただき、テーマを等しくした座談会を実施。熱いトークセッションをお届けいたします。
■開催概要
日 時:平成26年2月27日(木) 15:00~17:45
場 所:札幌ガーデンパレス(札幌市中央区北一条西6丁目)TEL:011-261-5311
主 催:北海道農業法人協会
後 援:日本政策金融公庫札幌支店農林水産事業
セミナー会費:無料
定員・参集範囲:150名・北海道農業法人協会会員および関係機関等
申込み:2014参加申込用紙.pdfにて2月19日(水)までにお申し込みください
■経営セミナー2014
○基調講演:「儲かる農業~「ど素人集団」の農業革命~」
講師:有限会社 トップリバー 代表取締役社長 嶋﨑 秀樹 氏
講師プロフィール
■嶋﨑 秀樹(有限会社 トップリバー代表取締役社長)
1959年長野県生まれ。1982年日本大学を卒業後、北日本食品工業(現ブルボン)に入社。1988年ブルボンを退社し、佐久青果出荷組合に入社(後に社長就任)。2000年農業生産法人『トップリバー』を設立、9年で年商10億円の企業に育て上げる。「農業をマネジメントする」という発想で、儲からないといわれた農業を「儲かるビジネス」として実証し、後進を育てながら、日本の新しい農業のあり方を提言し続けています。
座談会参加者
○鈴木 正俊(北海道財務局 局長)
昭和33年生まれ石川県出身。昭和57年に早稲田大学法学部を卒業後、大蔵省入省。
北陸財務局理財部長、九州財務局理財部長、東海財務局理財部長などを歴任し、平成25年6月に北海道財務局長に着任。平成5年にジェトロ・ミラノ・センターに赴任の際、イタリア農村の加工品を日本へ紹介し販路拡大することに尽力した。
○森川 純(株式会社北海道新聞社 経済部編集員)
東京都日野市出身。昭和61年に北海道新聞入社後、釧路、札幌、東京、室蘭などで、報
道部、経済部などの記者として活動。生産現場を幅広く取材し実情や課題を伝える紙面「食の大地」を担当。TPP交渉の現場も取材する。
○南 和孝(北海道農業法人協会 理事、有限会社ミナミアグリシステム代表取締役)
経営規模拡大により「法人化環境保全型持続農業経営」を目指し、76haの畑作・野菜、畜産、花卉栽培に取組み、イオン、イトーヨーカドーなど大手流通小売店との取引も行う。
コーディネーター
○野宮範子(フリーアナウンサー)
■当日の全体スケジュール
27日(木) | (1)11:30~12:30 サポータクラブ企業紹介展示
(2)12:30~14:30 第19回定期総会 (3)15:00~ 経営セミナー2014 開会 15:00~15:50 基調講演 16:00~17:20 座談会 17:45 閉会 (3)18:00~ 懇親会 (4)20:00~ 2次会 |