『仏ジャルダン・ド・コカーニュに学ぶ就労支援シンポジウム』 開催のご案内

平成26年6月7日(土)・8日(日)に、フランスにおいて有機農業と社会的弱者雇用・社会復帰支援を120 農場で行っているジャルダン・ド・コカーニュの代表、ジャン= ギィ・ヘンケル氏にお招きし、「社会的弱者の就労支援を農業とデザインで行う仕組みづくり」を鼓舞する全国大会が北海道新得町にて開催されます。

 つきましては、この事業の趣旨をご理解頂き、ぜひともシンポジウム及び福祉施設の製品見本市にご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

【開催趣旨】

  1. 日本の社会的弱者就労の取り組み

 国内の失業率は5% 程度に推移し、特に若年層の失業率は10% と高止まりしています。ニートや引きこもり、さらに再犯を重ねる元受刑者など「長期失業者」の問題が表面化してきました。一方で、社会的弱者と連携した「福祉と農業」の連携も各地で始まっています。

  1. 成功事例としての仏ジャルダン・ド・コカーニュ

 1991 年にヘンケル氏が活動を始めた仏ジャルダン・ド・コカーニュは、2013 年現在フランス全土120 ヵ所で4,000人の社会的弱者を雇用し、国内360 ヘクタールの環境重視型の持続可能な農業を実践しています。様々な人種、宗教、社会的背景のある社会的弱者が職業訓練を受けており、そのうち46.1%の訓練生は社会復帰に成功しています。

3.仏ジャルダン・ド・コカーニュに学ぶ「農業と福祉とデザイン」

 本シンポジウムを通して、仏ジャルダン・ド・コカーニュの事例に学び「農用地活用による社会的弱者雇用と社会的意義を伝えるデザイン」の新しいコンセプトを検討し、多様な担い手の参画により社会的弱者の雇用を目指します。また、今後、社会的弱者製品の一層の市場化を目指すためには、消費者に理解をしてもらい購入されることが重要です。全道・全国の福祉施設で製造されている製品・商品の見本市を開催いたします。

■日時:平成26 年6 月7 日 15:00 ~ 18:30

■場所:十勝サホロリゾート 大宴会場「はるにれ」(〒081-0039 北海道上川郡新得町狩勝高原)

■参加要項・お申込み 【参加要項】ジャルダンシンポジウム.pdf 【申込書】.pdf

■お問い合わせ

《仏ジャルダン・ド・コカーニュに学ぶ就労支援シンポジウム実行委員会事務局》

特定非営利活動法人コミュニティシンクタンクあうるず http://www.owls.ne.jp/news.html

〒080-0802 北海道帯広市東2条南4丁目10番地 TEL.0155-67-6305 FAX.0155-67-6307

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