日 時:2024年11月26日(火) 14:00-16:00
会 場:かでる2・7 10階1040会議室(札幌市中央区北2条西7丁目)
テーマ:外国人労働者受入制度の大変革と北海道農業の課題
報告1 「特定技能を軸とした制度変化と北海道農業」
宮入 隆 氏(北海学園大学・教授)
報告2 「外国人労働者の確保と育成の実際」
余湖 智 氏(余湖農園・代表取締役)
北海道で働く外国人は年々、増加してきました。食料品製造業や農業など基幹的地位にある産業で深刻化する労働力不足を埋めるため、外国人技能実習生の受け入れや特定技能外国人の雇用が大きく進展してきたからです。
しかし、今年6月、改正出入国管理法が国会で可決し、2027年までに技能実習制度が廃止され、それに代わる「育成就労制度」が新たに導入されることとなりました。これにより日本の外国人労働者の受入制度は、国内産業のための「確保と育成」を前面に打ち出し、また、外国人の長期就労を可能とする在留資格「特定技能2号」の適用拡大と相まって、新たな段階へと移行することとなりました。
政策的な大きな変化を受けて、外国人労働者への依存を高めてきた北海道ではどのような対応が迫られるのか、農業現場における受入実態を踏まえて、二人の報告者から問題提起をしていただきます。
参加費 会員は無料、非会員は一般1,000円、学生500円
(会員外の参加費は当日受付にていただきます)
参加方法 当日、直接会場にお越し下さい。事前申し込み不要。