(活動報告)第19回定期総会&農業法人経営セミナー2014

平成26227日、札幌ガーデンパレス(札幌市)において、第19回定期総会が開催されました。総会では、ご臨席いただいた北海道農政事務所武石徹所長、北海道農政部農業経営課今井聡裕課長、北海道農業協同組合中央会鈴木康弘常務理事、日本農業法人協会伊藤秀雄副会長、日本政策金融公庫札幌支店堀口幸利支店長兼北海道地区営業統轄よりご祝辞をいただきました。25事業年度の事業報告や新年度の事業計画の他、新たに事務局次長ポストの新設いった、5つの議案が協議され、原案どおり可決されました。また、今回の総会では、第10期役員が承認され、次年度の20周年に向け、協会活動を進めていくことになりました。また、総会後には、日本農業賞個別経営部門大賞を受賞した大塚裕樹理事らへの記念品の授与が行われました。

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農業法人経営セミナー2014では、190名を超えるご参加をいただきました。セミナーの冒頭、札幌公共職業安定所統括職業指導官伊藤浩氏から農業法人における人材の確保定着に係る厚労省施策の活用についての情報提供があり、その後、基調講演と座談会が行われました。

基調講演には、有限会社トップリバー(長野県)の代表取締役社長嶋﨑秀樹氏を招き、自身の著書「儲かる農業~「ど素人集団」の農業革命~」をご紹介いただき、営業、企画力の大切や法人経営者としての心構え、後進を育てることについて、お話しいただきました。

引き続いて行われた座談会では、基調講演をいただいた嶋﨑氏に加え、法人協会会員から有限会社ミナミアグリシステム代表取締役の南和孝氏、北海道財務局局長の鈴木正俊氏、北海道新聞社経済部編集委員の森川純紀氏が参加し、フリーアナウンサーの野宮範子氏がコーディネーター役として基調講演に引き続き『儲かる農業』をテーマとした盛んな議論が交わされました。

 座談会の中では、平均的には大きな利益を上げられていない北海道農業の現状を変えるためには何が必要なのか、経営者の育成と海外マーケットを含む営業販売活動について、座談会パネラーからの体験や事例が紹介されました。会場からも事業承継のモデルケースや社員教育に対しての悩みが聞かれるなど、会場一体となった意見交換の場となりました。

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