(活動報告)大型酪農研修会

平成24年11月15日(木)、16日(金)、十勝農協連大会議室において平成24年度大型酪農研修会を開催しました。今回の研修会では、公益社団法人日本農業法人協会から畜産経営研究会長の有限会社横浜ファーム代表取締役笠原会長からコスト戦略についての講演と、菊池専務理事から「金融取引円滑化に向けた財務状況の自己点検」と題した基調講演をいただき、講演後には会場を2つに分けてさらに踏み込んだ意見交換会が行われました。

笠原会長の講演では、従業員に対するコスト意識の植付けや異業種交流の中で獲得したコスト対策などが紹介され、徹底した数値管理によるコスト戦略の推進が提案されました。また、組織運営や人材育成についても話が及び、持ち株会社による事業展開やこれまで実践してきた人材育成の方法について紹介がありました。

菊池専務の講演では、平成25年3月に中小企業金融円滑化法が終了することを受け、金融検査マニュアルで定める債務区分の考え方を改めて紹介するとともに、効果的な経営改善策を打ち出すための事例が紹介されました。

研修会2日目には、大樹町の農事組合法人サンエイ牧場を視察しました。サンエイ牧場では今年度、国内最大規模となる大型バイオガスプラントを導入しており、現地では施設導入を請負った土谷特殊農機製作所の担当者からプラントの説明があり、副次的に発生する熱エネルギーをふん尿の予備過熱に利用したり、個液分離により敷料のリサイクルが行えたりと工夫がなされていることが紹介されました。

原発事故以降、電力のエネルギー源をいかに確保していくかが重要な課題となっておりますが、ふん尿の処理は酪農畜産業に共通の課題でもあり、一石二鳥、三鳥が狙える1次産業現場での発電事業のモデルとなるのか、期待と注目がなされます。

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