(活動報告)国内視察交流研修in長崎・福岡

平成25年11月19日(火)から21日(水)の日程で、南国九州、長崎、福岡両県を訪問いたしました。初日は、長崎空港が位置する長崎県大村市において、有限会社シュシュの山口代表取締役による講演と同社ファームレストランでの昼食を行い、夜には長崎県農業法人協会役員の方々との交流も行いました。二日目は、福岡県に移動し農業法人全国秋季セミナー2013in福岡へ参加。3コースに分かれての福岡県内視察と全国の農業法人経営者との大交流会に参加しました。

長崎空港からほど近く、大村湾を見下ろす小高い丘の上に建つ「おおむら夢ファームシュシュ」は、グリーンツーリズム大賞や全国直売所甲子園優秀賞を受賞するなど、様々な工夫を凝らした6次産業化にとりくむ農業生産法人です。山口代表をはじめとしたスタッフも北海道との交流が深く、山口代表の講演に際して、北海道に研修に来られていたスタッフからも挨拶があり、あたたかなもてなしをいただきました。講演では、農業のもつ生活に密着した本質に着目し結婚式から法事までをビジネスチャンスと捉える視点の持ち方や、VIの考え方、スタッフの能力の見極めと適正配置など、ときおり冗談を挟みながら漫談のような語り口の講演はたいへん引き込まれるものでした。

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シュシュ視察後は、長崎市内に移動し、平和公園、原爆資料館を見学。夜には長崎市内にて山口代表をはじめとする長崎県農業法人協会の役員、事務局の方々を交えての交流会を開催し、日本列島を挟んだ端と端との農業経営者同士、交流を深めました。

2日目に行われた農業法人全国秋季セミナーでは、大木しめじセンターなどのきのこ栽培とおおき循環センターのコース、久保田農園のハーブ多品目生産とメガ直売所「伊都菜彩」のコース、エスジーグリーンハウス植物工場と観光農園をスタートとした多角展開を行う「ぶどうの樹」のコースと、3つのコースに分かれて視察を行い、その後、ぶどうの樹「ゆかいな果樹園」において、全国各地から集まった農業経営者、来賓としてこられた農林水産省の政策担当官ら農業関係者との大交流会が、福岡県小川洋知事ら来賓挨拶の後、ぶどう棚の下、畳を敷き詰めた会場にて盛大に執り行われました。広い会場内、いたる所で車座になって話し込む姿が見られ、米政策等の見直しが行われている最中に開催された全国大会ということもあり、会場全体に熱気を帯びた交流会となっていました。

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3日目は、「日本農業をセクシィに!~我々は変わり続ける~」と題したパネルディスカッションが行われました。前日の交流会会場となった「ぶどうの樹」を運営するグラノ24Kの小役丸代表取締役、現地視察先のモア・ハウス松藤理事、久保田農園久保田会長をパネラーに、㈱農業経営支援センターの半田代表がコーディネーターとなり、魅力ある農業経営の有り方について、会場からの質問にも答えつつ活発な議論が交わされました。

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今回の国内研修では、いろいろな切り口で学べる事例がありましたが、特に驚かされたのが、飲食業を取り入れた6次産業化の大きな成功例であったと思います。北海道では視察先で見られたようなレベルまで発展した形態は、残念ながら見られないように思います。 九州に比べ、マーケット環境や自然環境など、一概に比較できないこともありますが、ブレイクスルーの阻害要因となっているものが何なのか、今一度振り返り、検討する機会となったのではないかと思います。

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